筑波山の東の旧八郷町の蕎麦店。2002年頃、開店したらしい。

今回も朝日峠を越えて行った。
石岡市そば食べ歩きシリーズ第3弾〜!!。≫人気blogランキング

峠からフルーツラインを下り、最初の信号機がある辻交差点を東に折れて行くと、400m程先に粗蕎麦店の旗があるのでそこで南に折れ、田んぼと丘陵の間をぬうように行き、400m程先で左に折れて急な狭い坂道を上ると左手に店が見えた。
要所要所に立てられた、白い幟がなかったら、店に辿り着くのは無理だろう。

小山の中腹の、こぢんまり平らな敷地に、ポツンと平屋建ての小さな店があった。

そば店は住居を兼ねてることが多いが、ここは建物の奥に、物置みたいなプレハブがあるだけなので、住まいは別の場所にあるのかも。

建物横〜店頭に、砂利敷きされた少しゆったりめのスペースになってて、ここが駐車場のよう(ラインとか引かれていなかったが、4〜5台は止められそう)。



車から降りると、建物の裏手は木や草に被われた斜面になってて、木々の間から下の集落の屋根が見え、その向こうには筑波山を構築する連山が見えた。

さほど山を上ってきたようには思わなかったが、眼下にはパノラマチックに長閑な風景が広がってて、おいしい蕎麦を求めて、はるばる秘境までやってきたって気分になった。

店頭に“商い中”の表示があったので、紺地の暖簾をくぐって、店の中に入った。



店内は横長の長方形型で、幅80cm位の廊下の先に8畳(畳6帖+板の間2帖)2間をぶち抜いたお座敷に4人卓×6つ配置されてた。

入ってすぐ上がり口で、靴を脱いで上がった。

店内右手の厨房内にいた50代位の男女が店主夫婦のようで、いらっしゃいませと迎えてくれた。

空いてる席に座ると、知り合いのお宅にお邪魔したような気さくな感じで、奥さんがお茶を持ってきてくれた。



眼下に広がる長閑な景色が見える窓からは、山らしいさわやかな風&うぐいすの声が入ってきて、店内の雰囲気と同様にくつろげる感じ。





メニューは、

季節限定そば2種
冷たいそば2種
温かいそば2種 だった。

店内には、季節限定:月山湧水浸し寒晒しそばのポスターが貼ってあった。


月山湧水浸し寒晒しそば(もり)¥1000、天もり¥1200、揚出豆腐そば¥850、を注文した。

注文受けると、店主夫婦は2人で厨房で調理していた。

ちょっと待ってたら、料理がトレイで運ばれてきた。




 月山湧水浸し寒晒しそば:もり ¥1000

月山湧水浸し寒晒しそばは、ほんのり薄緑色の、ところどころ黒っぽい蕎麦の欠片の散ったそばだった。口に含むと、蕎麦の優雅な香りが口から鼻に抜けるように感じられ、ぬめりのほとんどない甘み抑えた清廉な感じのそばだった。甘さの適度に効いた中口タイプのつゆとの相性もよかった。

そば豆腐は、底辺に沈んでてるそばの実が、食感・風味の微妙なアクセントになっていて、そばの味をやわらかに楽しめる一品だった。

脇には刻んだねぎが添えてあって、店主の独創性が感じられた。




 天もり ¥1200

天もりのそばは、月山湧水浸し寒晒しそばと比べるとライトな風味の薄茶色のそばだった。添えてあった天ぷらは、海老、インゲン、ミニキャロット、山菜3種、紫芋、ズッキーニ、ズッキーニの花と、とても盛り沢山で目新しい内容だった。そばは、ボリュームたっぷりめで1人前で満足感があった。


 揚出し豆腐そば ¥850

揚出し豆腐そばは、豆腐の表面が浸ってないよう配慮されて、運ばれてきたので、衣の香ばしさと滑らかさが同時に味わえる贅沢な一杯だった。少し甘めのつゆが安らげる味になっていた。

最後に出てきたそば湯を飲んだら、とっても香り豊かだった。月山湧水浸し寒晒しそば、のそば湯のためだろうか。こんなに香りがするそば湯は初めて。

茨城産のそばとは風味が異なり、とても味わい深かった。店主はざっくばらんな人みたいで、軽いフットワークで調理&接客していて、そのオリジナルな視点と発想が料理にも現れて、この独特な蕎麦店になったようだ。そばは新そばの秋!って思っていたけれど、枯れた味わいになってきた今頃のそばの食べ歩きもとても楽しい。おすすめ度、7.4。

■手打蕎麦『まいえ』
 茨城県石岡市柴内414-18
 電話:0299-42-2112
 営業時間:11:30〜20:00
 定休日:火曜(祝日の場合翌日)

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