石岡市の蕎麦店。

以前は八郷町だったこの地域は、筑波山の東側にあり、つくば市や土浦市とは隣り合ってて、地図でみると近いが、峠を越えなくてはいけないので心理的には遠い。山に囲まれたのどかな地域で、つくば市から行くと別天地の気がする。

旧八郷町はおいしい蕎麦店が多いと聞いたので、新緑を楽しみがてら行ってみることにした。≫人気blogランキング

茨城県畜産センターを目指して行って、畜産センター入り口とは反対側の道に入り(蕎麦店の幟があった)、5m先ですぐにまた右折し、畑が点在する細い山道をくねくねと上って行くと、小山(丘?)の頂上あたりにお店らしきものが見えた。

行き止まりの地点は、空き地っぽくなってて、駐車場のよう。ここで車から降りた。



前方右手の営業中の赤い幟の向こう側に、小さな民家風建物があった。控えめな看板の下に、営業中の札がかかっていた。

この建物、駐車場側が勝手口になってた。つまりおしりを向けて建ってて、建物脇をぐるりと半周すると、玄関があった。



玄関前は、ルーフバルコニーみたいに3方向を柵で囲まれた長方形の砂利敷きの土地になってた。見晴らしがよく、すぐ下にある集落が一望できた。

柵の外側は、崖と斜面になってて、一部造成して作ったみたい。柵外の斜面には、山菜採りができそうなくらい野草が被い茂っていた。



店内は縦長の形で、玄関入ってすぐは、待合い風の1畳くらいのスペース。正面の壁の禁煙の張り紙の下には、来店者が住所や名前を書く帳面(住所、名前)が置いてあった(2冊目だった)。壁の向こう側は厨房になってた。

1冊目の帳面には、店主&家族の写真が貼ってあった。『楓』はお孫さんの名前みたい。



右手が店内奥まで客席スペースになってた。かなりこぢんまりしてて、奥に小上がり(6人×1、4人×1)、手前にテーブル席(2人×1、4人×2)、厨房に面してカウンター席3席もあったが使っていないみたいだった。

店内入ると、ちょうど客の帰った後のテーブル上の食器を片づけていた、女性従業員にどうぞいわれたので、空いてる席に座った。

メニューを見て、何を注文しようかと考えてたら、頭にバンダナ(三角巾?)を巻いた50代位のやさしそうな男性が冷たいお茶を運んできてくれた。この男性が店主で、夫婦で切り盛りしてるよう。





メニュー数は少なかった。せっかくここまで来たのだからと欲張って、十割そば¥900、二八そば¥700、鴨汁¥200、柚みそ田楽¥200,揚げ茄子¥200、まいたけ天ぷら¥300、ごぼうの天ぷら¥300を注文した。


 柚みそ田楽¥200

最初に、田楽が運ばれてきた。柚子と甘めの味噌が素朴な味わいで、こんにゃくにぴったりだった。


 十割そば ¥900



十割そばは、淡い緑色をしていて、細打ちされてた。
口に含むと、そば特有の粘り(ぬめり)があり、噛むとムチムチしたやさしい弾力が感じられた。冷やしすぎてないので、たおやかな食感のやさしい蕎麦に仕上がってた。香り、風味はとっても豊かで驚いた。つゆは甘さのほんのり残る、適度な濃さのもので、そばとの相性がよかった。

氷水にくぐらせた蕎麦が出てくる店もあるが、蕎麦は、冷やしすぎると食感や風味が損なわれると思う。


 二八そば¥700+鴨汁¥200+まいたけ天ぷら¥300



二八そばは、十割より緑色がやや薄い色で、少し太めに打ってあった。十割そばほどではないが風味を楽しめ、表面がつるつるしてるので、のどごしよく食べられる。

鴨汁は、長ネギ(縦切りにして焼いてある)と鴨肉だけのシンプルなものだった。凝りすぎてないので、ストレートに蕎麦&鴨とのマッチングが楽しめた。これで¥200とは安すぎる気がする。

まいたけ天ぷらは、サクっと香ばしく揚がっていた。


 揚げ茄子 ¥200

揚げたて熱々の茄子は、フ〜フ〜しながら食べた。


 ごぼう天ぷら¥300

ごぼうの天ぷらは、ささがきにしたごぼうを1ヶ1ヶ香ばしく揚げてあった。ゴボウの繊維を感じることなく、パリパリ食べられて、スナック菓子みたいだった。

自然にはぐくまれた澄んだ環境の中で、風味豊かな真の蕎麦の素朴さを味わえる。はるばる来て良かった。ちょっと遠いので、おすすめ度7.4。

■そば処『楓』 お店のHP
 茨城県石岡市根小屋新田1152
 電話:0299-43-3488
 営業時間:11:30~14:30頃まで
 土日のみ夜も営業 17:00~19:00
 定休日:火曜、第4水曜

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