2007年05月30日

旬彩膳 一陽



2006年12月、阿見に新規オープンした日本料理店。店主は日本調理師協会から「師範」の認定を受けてるそう。

会席の他、うなぎのメニューも豊富と聞いたので行ってみた。≫人気blogランキング



阿見町公民館図書館の少し南にあるはず、と見ながら車を走らせると、店の案内板があった。そこで農道らしき、舗装もされていない小道を行った先に店はあった。途中、看板はなかったので不安になった。

周囲は畑や果樹園が広がってて、閑静そのものの地域。そんな風景の中に、箱形のモダンな建物が建ってた。

茶色の外壁には、石膏レリーフがかかっていて、建物脇の駐車場には白砂利が敷き詰めてあって、周囲の風景とはミスマッチなアーティステックな雰囲気で、工房かアトリエの感じ。

建物を迂回するように設けてある、ごく緩やかな坂道を進み、玄関に辿り着いた。



入ると、まず花や伊万里の大皿が飾ってある2〜3畳程の前室風の空間になってて、その先に客席があった。床と壁(腰高まで)に木を用いた、落ち着いた雰囲気で小料理店って感じ。テーブル席(2人×1、6人×1、4人×3)ゆったり配置されて、右手には、カウンター(4席)と厨房があった。

すぐに50代位の女性が出てきて迎えてくれた。カウンター内の厨房には、50代位の眼鏡をかけた紳士っぽいスマートな感じの男性がいて、この人が店主のよう。夫婦2人で切り盛りしてるらしい。



 

メニューには、味の散歩道という風流なランチ7種とサービスランチ2種があったので、各々が好きなものを選んで注文した。

注文受けた店主は、厨房内で下ごしらえした食材を密閉容器から取り出して器に盛り付けるなど、テキパキ作業をすすめてた。料理は品数が多いみたいで、ちょっと手間がかかってた。

ちょっと待って、料理が運ばれてきた。
各料理は、順番に作ってるため、運ばれてくるのに少し時間差があった。


 お楽しみ日替 ¥980

この日のお楽しみ膳には、刺身3種(マグロ赤身、ホタテ、たこ)、まるごと煮たじゃがいも、小鉢(山菜のごまあえ)、ごはん、みそ汁(魚のあら汁)、漬物が付いていた。

じゃがいもは、添えてあった柚子こしょうを付けながら食べた。おでんみたいな味かと思ってたら、和&洋の混じり合ったスープで煮込んであって、しっかりめに味がついていた。

ごはんとみそ汁は作りたてで、漬物はぬか漬けだった。


 旬菜御膳 ¥1580

旬菜御膳は、前菜(6種盛)、刺身(3種)、湯葉、煮物、小鉢2つ、ごはん、みそ汁、漬物が付いてて、見た目も豪華だった。


 天麩羅御膳 ¥1360

天ぷらが海老2つ、なす、春菊、かぼちゃ、しいたけなど6〜7種が少し厚めの衣で揚げてあって、立体的に盛られててボリュームがあった。茨城名産のれんこんの天ぷらはなかったが、海老は透明感のある身だった。


 鰻重 ¥1700

うなぎは、さばきたてっぽい鮮度のいいもので、ふっくら焼けてた。三河一色産らしい。

夫婦連れやカップルなどが次々とやってきて、店内は混んでいた。こんな目立たないところにあるのに意外だった。

料理は丁寧な下ごしらえによって、きれいに仕上がっていた。
メニュー数が多いので、注文がいろいろ重なると、2人で切り盛りしてるため、時間がかかってしまうみたい。

店主は、腕に自信があるようで、見た目も豪華な料理が多い。うなぎのすきやきや刺身など、珍しいうなぎ料理があるので、興味が引かれた。阿見付近では都会っぽい店が少ないので人気があるみたい。

■旬彩膳『一陽』
 茨城県稲敷郡阿見町若栗中台2765-4
 電話:029-888-3637
 営業時間:11:30〜14:30、17:00〜22:30
 定休日:火曜

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和食 | ■阿見町

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コメント一覧

1. Posted by 珍来   2007年08月14日 00:34
お久しぶりです。先日からお盆休みに入ったのでつくばに遊びに行くついでにこのお店で「鰻の刺身」を食べてきました。
ことの発端はテレビ東京の「所さんのそこんトコロ」という番組で鰻の刺身が取り上げられていたことです。。
鰻の血には「イクシオトキシン」という毒素が含まれていて水洗いや拭取ることでは除去できないので通常生食されません。(短時間加熱して毒素を分解して冷水で冷やしたものを刺身と称しているお店もあります。)
番組では埼玉県の「川昌」というお店が出している鰻の刺身が紹介されました。10時間かけて特別な方法で鰻の血を除去するそうです(方法は企業秘密)。
所ジョージさんをはじめタレントさん達が「うまい、うまい」と絶賛して食べてました。
私は早速ネットで検索してこのお店のことを知りました。
「鰻の刺身」の感想と思いがけず聞けたその秘密は明日投稿したいと思います。
でわまた。
2. Posted by uno   2007年08月15日 05:59
5 珍來さん。お久しぶりです。

所さんのそこんトコロ、は時々見るのですが、
鰻の刺身は見てませんでした。

鰻の刺身はかなり気になるので、
教えていただければうれしいです。
3. Posted by 珍来   2007年08月16日 22:47
「鰻の刺身」の感想とその秘密について書きます。
8/9に一陽に伺ったときは「申し訳ありませんがうなぎの刺身は予約が必要です」とのこと。うな重を頂きながら、加熱は一切してないこと、特別な方法で血抜きも特にしていないことなど色んな話を聞けました。
後日8/12日に予約を取って再度伺いました。
うなぎの刺身は肉の刺身じゃないかと思われるくらい身に弾力がありました。脂が非常にあり、噛んでも噛んでも味がありますが一切臭みは感じられませんでした。
一緒に頼んだ刺身定食も非常に美味しく、食べ比べるとうなぎの刺身の特殊性がはっきり感じられ「面白い」食事でした。
4. Posted by 珍来   2007年08月16日 23:06
ダメで元々、うなぎの刺身の秘密の伺ったところ、思いがけず快く教えて頂きました。
何も特別なことはしていないとのこと。ただ生食用の養殖うなぎ?を入手する必要があるので予約が必要とのこと・・・??
8/9にお話をしたときも謎だったのですが更に謎が深まりました。
うなぎが血に毒を持たないように餌を研究、工夫してる養殖業者から「生食用うなぎ」を仕入れるそうです!!
予想もしなかった単純明快な答え、食に対する人の情熱に感嘆しました。
以前ニュースで餌を工夫して「毒の無いフグ」を開発した業者があると聞いたことがあるのですがそれのうなぎ版です。
本当に「面白い」食事でした。ちょっと遠いですがまた伺いたいと思います。
それではまた。
5. Posted by uno   2007年08月21日 08:58
5 珍来さん 詳細なご報告ありがとうございました。

そんな工夫があったとは。
ウナギの刺身、面白そうですね、
今度行くことがあったら、是非食べてみたいと思います。

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Profile
つくば中心のグルメな食べ歩き情報、茨城のそば、新潟ランチなど

uno:          
 女性,つくば在住十数年 
「つくばランチ食べ歩き」
 のHPを2000年から始め、
 記事を書いた飲食店は  
 600店以上。著書として
 食べ歩きガイドブック
 『つくばランチ完全 
 マニュアル2006』(完売)
 がある。