土浦にある天ぷら料理専門店。店主は銀座『天一』で修行した人。

つくばにも、『天一』で修行した店主の『天鈴』という有名な天ぷら店があったが、十年近く前に閉店してしまった。

機会があったので行ってみた。≫人気blogランキング

ガスト、宝島などチェーン店が建ち並ぶ旧6号通りから、細い道を西に100m程入った所にある。旧6号からの入り口は、南から行ったらわからなくて、通り過ぎてしまった…。戻って北から来ると『くにさき』の看板があった。

このあたりは住宅街で昼時のせいかとても静か。建物は和風の平屋建て。もっと大きな建物を想像してたのだが、意外にも隠れ家的雰囲気。



玄関扉を開けて中に入ると、四角い店内に、厨房を囲んでコの字の朱塗りのカウンター(14席)がドーンとあった。席はこれだけみたい。客はみんな、揚げたてを食べられるようになってるらしい。

正面中央の壁(厨房内の壁)には、メニュー札(価格記載なし)がかかっていて、その左手側のガラスの中には、赤鬼の面?(天狗かと思ったが、頭に角があったので)が仰々しく飾ってあった。

カウンターには、人数分の半月盆がセッティングされてて、高級で落ち着いた雰囲気。


 昼メニュー


 夜メニュー

30代位の女性従業員が、お茶とメニューを持ってきてくれた。カウンター内には、60歳位の眼鏡をかけた小柄な感じの細身の男性がいて、この人が店主のよう。(昼は、店主と女性1人で切り盛りしてるみたい。)

昼メニューを見ると、一番安いのが天丼で¥1785。せっかく来たのだから、お好みも追加することにして、まずは、あやめコース¥2415と天重¥2310を注文。

すると店主は、カウンター内の厨房と(客には見えない)奥の厨房とを行ったりきたりして、材料などの準備をしながら、目の前で調理を始めた。

少しかがんで、生卵を片手で割って、泡立て器で手早く撹拌したりと、忙しそうだった。慌ただしく作業しながらも、独りでつぶやいたり、客に話しかけたりと、割とおしゃべり好きみたい。

カウンター内の厨房は、床高が客席側より少し低くなってるよう。そのせいか、水場、冷蔵庫と、店主があちこち移動しながら作業してても、あまり気にならなかった。

揚げ油は、カウンター内の2カ所(1m位離れて並んでる)にあった。(客側に油がはねないよう、ステンレス製の覆いがかかっていて、揚げてる手元は見えなかった。)揚げる材料によって、使い分けてるみたい。

天ぷらは、揚げはじめたら早い、と店主に言われた。衣に材料をくぐらせ、油に投入して、揚げはじめたと思ったら、すぐに料理がでてきた。

先に、えび、あなご、かき揚げなどが揚がったが、トレイに載せて、奥にある厨房の方に運んでいった…。不思議に思ってたら、あやめコースの天ぷらが揚がって、カウンターに出てくるのとほぼ同時位に、接客係の女性が天重を運んできてくれた。

(先に揚がった天ぷらは、天重用ので、タイミングを合わせるため、先に揚げたのかも)

あやめコースの天ぷらが、次々と揚がってカウンターに出てきた。

◆あやめコース ¥2415

 えび

あやめコースのえびは、水槽で泳いでるえびではなかった。

揚げ油には、ごま油が入ってるみたい。
衣は少し濃い色で揚がっていて、口に入れるとふわっとごま油の香りが感じられた。


 きす


 小なす


 小あゆ&いか

いかは身厚なタイプにものだった。青しそで包んで揚げてあって、見た目にきれいだし、さわやかに食べられた。


 ししとう


 れんこん

土浦名産のれんこんは、ほっくり揚がっていた。


 あなご

半分に切ってあって、食べやすかった。


 天重 ¥2310
 えび2,魚1,野菜2,かき揚げ1,吸物,漬物

天重は、ご飯の上に、たっぷり天ぷらが載っていて、見た目以上にボリュームがあった。お吸物は、湯葉とかまぼこ入りで、醤油味の効いたものだった。漬物は2種添えてあって、細切り大根の漬物は、小高く盛られてて、老舗っぽさが感じられた。

お好みは、メニューには時価とだけ書いてあっが、値段は聞かず、気儘に頼んでみた。

◆おこのみ



 うに (¥3400) 下は断面を撮ったもの。

うにの天ぷらとは珍しい。この店の名物らしい。

たっぷりの生ウニをのりで巻いて揚げてあって、生ワサビが添えてあった。あとで値段を聞いてちょっと驚いた。

用いてたウニは大ぶりのものだった。ウニの天ぷらは揚げるのが難しいとのこと(店主談)。


 車えび (¥1400)

車えびは、注文受けてから、店主がカウンター内の厨房の壁際にある水槽の中にいる海老を捕まえて、下ごしらえしてから揚げていた。活きてる海老って、身と殻がしっかりくっついてるみたいで、少しむきにくそうだった。

車えびは、頭と胴体を分けて揚げてあった。頭は時間をかけて、じっくり揚げていたみたいでしっかりパリパリと揚がっていて、そのまま全部食べられた。


 いか 


 玉ねぎ

一緒に注文した帆立かと思うくらい、かわいいサイズの玉ねぎだった。


 アスパラ

アスパラは鮮やかな緑色に、衣はこんがり揚がっていた。

店主は、柔らかく対応してくれたが、しっかり頑固さも持ってる感じ。

食べはじめは、ふわっと感じられたごま油の風味が、食べ進むにつれて、少し重く感じた。見た目より、ごま油の風味は濃厚のよう。

落ち着いた雰囲気の中で、揚げたて熱々の天ぷらが味わえる。席数が限られてるので、食べてる時の高級感もまた格別かも!?

■『くにさき』
 茨城県土浦市永国981-3
 電話:029-823-2822
 営業:11:30〜14:00,17:30〜21:30
 定休日:日曜

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