柏の『竹やぶ』で修行した人が店主の、つくばでは有名な蕎麦店。

土浦学園線から南に折れ、田んぼの中の道を行くと、前方左手に店が見える。

店の裏手は小高い丘で、斜面に茂る木々が風に吹かれ、音をたてる。江戸時代を思わせるような、そば店にはぴったりののどかな風情≫人気blogランキング

店は落ち着いた和風の平屋建て。

建物脇に駐車場(7台分位)がある。目隠しのような竹垣を、迂回するように配置してある敷石に沿って玄関まで行く。

夫婦庵6


玄関戸は2重で、その間の空間にあった黒板に、おすすめらしいメニューが書いてあった。




玄関入って左手は、腰高窓に面した明るい空間で、黒の高級感のあるテーブルが(4人掛)が5つほど。奥の方は広めの厨房になってて、客席から見えないよう、仕切ってあった。

右手にはお座敷(和室2つ)があるが、この時は使っていないよう。

夫婦庵3

メニューは、以前よりシンプルになってた。

2年前には、そば&丼物がセットになったランチあったが、この日はなかった。

にしんそばにも惹かれつつ、寒かったので鍋焼きうどん¥892、天せいろ¥1627、小親子丼¥525を注文。


 鍋焼きうどん ¥892

少し待ってると、和盆にのった鍋焼きうどんが運ばれてきた。
土鍋は深めのタイプで、蓋(ふた)はしてなかったが、ぐつぐつ煮えてて、白い湯気もたってて、見てるだけで体が温まる。

猫舌な私は、脇に添えられてた小鉢に取り分けて食べ始めた。

具はかなり豪華。
揚げたての海老天(中サイズ)、しめじ、しいたけ、えのき茸、油揚げ(下味なし)、かまぼこ、斜め切りの長ネギ、鶏肉が入っていて、彩りとして花型の人参、ミツバがトッピングされてた。

うどんは、細めのタイプのもので、少し透き通るようになってて、煮込んであるせいか柔らかめ。麺の量は少し控えめかも。

テーブルの上にあった柚子風味の七味を加えると、さわやかさが強調される。

多くの店では、鍋焼きうどんは卵が入ってて、卵によりだしが濁る。しかし、ここのは卵が入ってないのでかつおの豊かな風味をしっかり楽しめる。鍋焼きがこんな上品なものだったとは知らなかった。


 天せいろ ¥1627

そばは、ほんのり緑がかった色の細めのタイプのもので、麺幅にばらつきなく、長さもちゃんとあった。口に含むと、そば特有の香りぬめりが感じられた。流石は、柏の竹やぶで修行しただけのことはある。天ぷらは、小ぶりな海老のかき揚げに野菜天が2種付いていた。


 小親子丼 ¥525

やや濃いめの味付けの小親子丼は、弾力ある鶏肉(地鶏?)を使い、玉子の半熟度がちょうどいい。完成度の高い親子丼が、たった525円で食べられるのは嬉しい。

ランチタイムだけでも禁煙にしてほしい気もするが、確かな技術で手打ちされたたおやかな蕎麦を、こういう静かな環境で食べるととても落ち着く。

■メニュー(ランチなし)
 冷たいそば…せいろ¥800、ざる¥892、おろし¥1050
       納豆¥1050、とろろ¥1050、
       天せいろ¥1627、汁なし¥472
 温かいそば…かけ¥840、かき玉¥945、天ぷら¥1522
       にしん¥1470、カレー南ばん¥945
 ご飯もの…小天丼、小親子丼、小カツ丼各¥525
 その他…にしん¥840、厚焼き玉子¥892、天だね¥892
     お新香¥472


■手打ちそば『夫婦庵』
 茨城県つくば市上ノ室1662-2
 電話:029-857-8151

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